生ビールの美味しい季節
今年は例年より早い梅雨入りとなった上に、コロナ禍の緊急事態宣言下ではビアガーデンに行く事も出来なくなりました。となると、静かにしっぽりと“家飲み”を楽しむしかありませんね。
ところで、皆さんはビールの銘柄は何がお好きですか?ビール党を自認する私としては、アサヒスーパードライ ザ・クールやサントリーのザ・プレミアムモルツが今一番のお気に入りです。中でもプレモルは、麦芽をこれまでの1.2倍、ヨーロッパ産アロマホップを2倍使用し、天然水100%を使って長期熟成されたピルスナータイプの、芳醇な香りと深いコクが特徴のまさにプレミアムなビールだと思います。
昭和世代の私などは、サントリーと言えばウイスキーのイメージが強いのですが、同社がビール製造を始めたのは私が生まれる前の今から58年前の1963年の事でした。キリン、アサヒ、サッポロの大手3社がほぼ独占していた牙城に食い込むのはとても容易な事ではなく、ビール事業が黒字化したのは、麦芽100%使用の“モルツスーパープレミアム”を初めて世に送り出した1989年からさらに20年後の2008年で、ビール事業開始から何と45年の歳月が流れていたというのは驚きです。そして同年市場シェアでサッポロビールを抜いたサントリーは、ついに業界第3位となり現在までその座をキープしているそうです。
そんなサントリー歴代社長のビール事業成功への強い信念や、ビール職人達の味へのこだわり・探求心などに思いを馳せながら、今宵もキンキンに冷えたプレモルを楽しみたいと思います。
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