

福山城築城400年記念基金
福山城は、徳川幕府の命を受け西国鎮護の拠点として初代藩主水野勝成によって、今から399年前の1622年に築城され、その年地名も「福山」と名付けられたと聞いています。明治時代に国宝に指定された美しい五重の天守閣は、惜しくも1945年8月8日の福山大空襲で焼失してしまいます。 それでも、福山市制施行50周年記念事業として市民からの寄付金によって1966年に再建され、在りし日の雄姿が見事に蘇り、現在は福山歴史博物館として今も多くの市民に愛されているのです。ちなみに、徳川二代将軍秀忠が京都伏見城から移築させた伏見櫓(ふしみやぐら)と筋鉄御門(すじがねごもん)は、1933年に国の重要文化財に指定されています。 そして毎朝福山城公園を散歩するのが日課で、福山城をこよなく愛する父、弊社社長の山本健次郎も、かねてより福山城築城400年記念基金の趣旨に賛同する市民の一人です。その父と私は、去る4月30日福山市役所に枝廣直幹市長を訪ね、前回2019年3月に続く2回目の寄附を行いました。 「福山場周辺の整備など記念事業の推進によって、福山市全体の活性化に繋がり、自分の


パンのビール
SDGs(国連が定めた2030年まで持続可能な開発目標)の中にも挙げられている食糧問題、とりわけ最近関心の高まりを見せている“食品ロス”については、日本国内だけでなく世界的な課題として先進各国が取組みを始めています。 身近では広島市南区の老舗パン屋さんブーランジェリー・ドリアンが、“捨てないパン屋”として一躍脚光を浴びたのは良く知られていますが、ビール党の私としては同じくマスコミ等で最近注目を集めている“パンのビール”を今回ご紹介したいと思います。 2015年にイギリスで誕生した、製造しても売れ残って捨てられてしまう廃棄パンを原料に醸造されたピルスナータイプのクラフトビール“TOAST ”が草分け的存在なのですが、日本国内でも中小のベーカリーが各地のビール醸造家らとコラボしてそれぞれ商品化、中瓶1本600円前後で販売しているそうです。 大麦パンをビール造りに用いる製法は紀元前2,000年前に古代エジプトで行われていたという記録もあり、“温故知新”とは、まさにこう言うことかも知れません。ビールの美味しい季節到来の今、私もパンのビールをどんどん飲んで


本郷造成6月度安全大会開催
本郷土地造成2期3期JV事務所で、6月1日に月初恒例の安全大会が開催されました。新規プロジェクト参加の為退任された三原良介前所長の後任で前副所長の三木敬所長より、時間経過率63.3%、出来高率83.0%と工事進捗状況の説明があり、次いで重機車輌と人との分離、雨水排水先の確保、熱中症・コロナ感染の防止の3つの安全目標が示されました。 また、弊社の佐藤耕史社員が先月の集中降雨時の緊急対策に率先して適切な対応を行ったとして、三木所長より表彰状が授与されました。佐藤さんは「2工区の部分引渡しが6月末に控えている中、盛土法面などへの雨の被害を抑え手戻りを最小限に抑えるのは、重機オペレータとして当然の仕事をしたまで」と、謙虚に話していました。 最後に現場に集まり、重機にお神酒をかけて全員で無事故無災害を祈願し安全大会を締めくくりました。私としても工事が順調に進み、引渡しが無事に完了することを祈るばかりです。